国道339号沿いにある、道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」は、地産地消にこだわり、地元の農産物を活用した商品開発に力を注いでいる。敷地内にある大豆・米加工施設では、減農薬・減化学肥料栽培の鶴田産米「鶴の輝き」や、鶴田産大豆「おおすず」、鶴田産小麦「ゆきちから」を使った加工品を製造販売している。
びっくりパンシリーズ
なかでも、2007年の発売以来、同駅の名物として話題を呼んでいるのが、「びっくりパン」シリーズだ。
「びっくり焼きそばパン」、「びっくりカレーパン」、「びっくりチキンカツバーガー」と、どれも通常サイズの3~5倍!「でっかいパイシュー」は、なんと通常(70g)の9個分の大きさ。シュー皮からはみ出さんばかりの生クリームとカスタードが、堂々たる存在感を放っている。
約20種類あるという、びっくりパン以外にも、「バケツ豆腐」や「バケツ豆乳プリン」など、大豆加工品も負けず劣らずのメガ級揃い。もちろん、どれも大きいだけではなく、味も原材料も折り紙付きだ。
「鶴田産の安心・安全な米や小麦を活用して、他店と差別化できる話題性のある名物商品を生み出したい」と、同駅の一戸明彦駅長のアイデアで開発されたびっくりパン。噂がうわさを呼んで、今や売切れになるほどの人気商品である。
「うわぁ、でっかい~」。次々に訪れるお客さんも歓声を上げながら、知らず知らずのうちに口元がほころんでいる。
個食・孤食の時代を反映し、小サイズや小分け商品がもてはやされる昨今。だからこそ、大きな食べ物の向こうには、ともに分かち合いながら食卓を囲む団らんの光景が目に浮かぶのではないだろうか。
家族や友達、仲間と。食べ物を真ん中に、大切な人たちと共有するひとときは、ささやかだけど、かけがえのない幸せを運んでくれる。びっくりパンは、誕生以来、そんな役目を果たしているのかもしれない。
アクセス
販売所 | 道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」 |
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住所 | 〒038-3524 青森県北津軽郡鶴田町大字境字里見176-1 (国道339号バイパス沿い) |
電話 | 0173-22-5656 |
FAX | 0173-23-1040 |