
テンペとは、茹でた大豆に「テンペ菌」を植え付け約30℃で24時間ほど発酵させて作られる、インドネシアで400年以上も昔から親しまれてきた食品です。
同じ大豆発酵食品である納豆のような粘りや匂い、クセもなく食べやすいことと、近年の健康・美容ブームから日本でのニーズも高まってきています。テンペはマクロビオティックやベジタリアンの方が、お肉の代わりに食べる人も多く、栄養価が高い大豆発酵食品です。
鶴の里あるじゃの「テンペ」は、青森県鶴田町産の大豆100%にこだわり、現地のテンペに近づけるために、インドネシア産の種菌(RAGI)を使用しています。
和食・洋食・中華・エスニックなど、あらゆる料理に活用できます。
身体に優しい「テンペ」
「テンペ」は食物繊維が多く、腸内環境のバランスを整えてくれます。また、女性ホルモンに似た働きをする「イソフラボン」もテンペ菌により身体に吸収されやすい形になるため、女性疾患の予防にも役立つと言われています。
さらに、コレステロール値の低下、更年期障害の軽減や血圧降下作用、糖尿病などの生活習慣病の予防に役立つといわれています。
テンペの簡単な調理法
焼く
- テンペを、長さ6~7cm、幅1cmくらいのスティック状に切る。
- オーブントースターで焦げ目がつくまで焼く。
- 皿に取り、テンペに醤油を少しかけて完成!
揚げる
- テンペを、長さ6~7cm、幅1cmくらいのスティック状に切る。
- 180度の油でキツネ色になるまで揚げる。
- 皿に取り、塩またはお好みでスイートチリソースやトマトケチャップをかければ完成!
漬け揚げ
- テンペを、長さ6~7cm、幅1cmくらいのスティック状に切る。
- 醤油、にんにく、オリーブオイル、トウガラシで作ったタレをからめる。
- 味付けしたテンペに片栗粉をまぶし180度の油でキツネ色になるまで揚げて完成!
テンペを使ったレシピ紹介
テンペ貝焼き(1人分、カロリー194kcal)
材料
卵 | 1個 |
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かつおぶし | 5g |
味噌 | 20g |
焼き干し(やきぼし) | 2本 ※古来より日本で作られてきた素焼きにした魚などを乾燥させた保存食 |
テンペ | 30g |
長ねぎ | 少々 |
作り方(調理時間15分)
- 貝に水を100cc入れ、焼き干しを入れて火にかける。
- だしの香りがしてきたら、焼き干しを取り出し、かつおぶしを入れる。
- かつおぶしが沈んだら、味噌を入れて溶かす。
- 細かく手でほぐしたテンペを入れ、沸騰したら溶き卵を加える。
- 卵が固まったらねぎを加え、火から下す。
リンゴとテンペのハンバーグ(1人分)
材料
合い挽き肉 | 200g |
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パン粉 | 1/4カップ |
たまねぎ | 中1/2個 |
りんご | 1/4 |
テンペ | 60g |
牛乳 | 大さじ1 |
ナツメグ(あれば) | 適量 |
サラダ油 | 適量 |
塩・こしょう | 少々 |
ソース (トマトケチャップ・ウスターソース) |
各大さじ2 |
作り方(調理時間30分)
- 玉ねぎとりんごはみじん切りにし、テンペは手で細かくしておく。
- パン粉に牛乳を加えて、ふやかしておく。
- ボールに挽き肉、たまねぎ、りんご、テンペ、卵と2を入れ、塩、こしょう、あればナツメグを入れ調味する。
- 3を手で全体を混ぜるように練り、粘りが出るまでしっかり混ぜる。
- 十分に粘りが出たらたねを4等分にして薄めの小判型にまとめ、真ん中にへこみを入れる。
- フライパンを熱して、へこませた方を下にして強火で30秒ずつ焼き、両面に焦げ目をつけてふたをし弱火で3分焼く。
- ケチャップとウスターソースを混ぜてソースを作り、ハンバーグにかけて完成。