
青森県鶴田町では昭和7、8年にはじめて大型ねぶたが運行されました。
それはあまり彩りのない四角いねぶたでしたが、一角に40~50cm四方の枠が作ってあり、紙人形の影絵が映るような仕掛けになっていて、民謡にあわせてこの人形が手踊りをはじめるという演出だったそうです。そのようなねぶたから、現在は色鮮やかな人形ねぶたや扇ねぷたの運行に変わりました。登山囃子や直径3m、長さ6.5mの大太鼓、地元高校生によるよさこいソーランがさらに、ねぶたの運行を盛り上げます。
水と火の祭典つるたまつりで行われるねぶた運行は、鶴田町「本町」地区で2日間に渡り運行されます。
ねぶたの題材にもなった津軽富士見湖の伝説
津軽地域の夏祭りとして有名なものは他にも、青森ねぶた・弘前ねぷた・五所川原立佞武多などがあります。2012年青森ねぶた祭りにおいて、大型ねぶた「消防第二分団ねぶた会・アサヒビール『津軽富士見湖伝説 鶴の舞橋』作:千葉作龍」が運行され、8月4日に鶴田町からも120名に上る町民が参加しました。