奈良県、天理大学附属天理参考館にて2016年1月5日より特別展「天理参考館の珠玉」が開催されています。その中で、青森県鶴田町の「青森県獅子舞保存会中野組」が寄贈した【津軽獅子舞の獅子頭(シシガシラ)】が展示されております。
津軽の獅子舞の獅子頭を西日本で目にする機会は多くは有りません。この機会にぜひ、ご興味のある方やお近くにお住まいの方は津軽の獅子舞をご覧になってみてください。
津軽獅子舞(ツガルシシマイ)
津軽の獅子舞は、「ねぶた」と並ぶ青森の有名な民俗芸能のひとつです。現在、青森には100程の獅子舞の保存団体があり、鶴田町でも獅子舞保存会がありその伝統を引き継いでいます。ここでいう獅子はライオンではなく、野獣の総称としてのシシのことを言います。
天理参考館に寄贈された中野組のシシは鹿(しか)を指しており、効験あらたかな霊獣として大切に扱われてきました。中野組の獅子舞の伝統は一時はメンバーの高齢化等により存続の危機があったものの、鶴田町立富士見小学校の児童たちに学校教育の一環として現在もなお受け継がれています。
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教祖(おやさま)130年祭特別展「天理参考館の珠玉」
会期:2016年1月5日(火)~3月14日(月)
休館日:毎週火曜日(※1月26日は開館)
場所:天理大学附属天理参考館 企画展示室
〒632-8540 奈良県天理市守目堂町250番地
TEL:0743-63-8414
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