青森県鶴田町では1988年からホタルが生息できる環境を増やしていこうと、丹頂鶴自然公園にホタル池を整備しました。
また、鶴田町民を中心に「ホタルを呼び戻す会」を発足し幼虫を育て、毎年鶴田町小学校の児童が放流しており、今年も5月17日に同校3年生72名がゲンジボタル、ヘイケボタルの幼虫約200匹を放流しました。
●蛍の見頃は?
今回放流されたホタルの成虫は6月下旬から7月上旬にかけて、蛍鑑賞ができるかと思います。また条件としては、月明かりがない・雨上がりで湿度が高い・風がないなどの条件が揃うと活発に活動するとも言われています。
●蛍はなぜ光るのか?
蛍が光るのはオスとメスコミュニケーションをとる手段の一つとも言われています。メスは弱い光を出し、オスが強い光出し、プロポーズしているそうです。蛍が持っている発光物質をルシフェラーゼという酵素で酸化をさせると、発光するという仕組みになっているそうです。
今年の夏は、青森県鶴田町の丹頂鶴公園にあるホタル池に、蛍鑑賞に来てみませんか?