青森県鶴田町では、町民を中心に「ホタルを呼び戻す会」を発足し幼虫を育て、定期的に鶴田町小学校の児童と会員が一緒に丹頂鶴公園のホタル池にホタルの幼虫を放流しています。今年は5月15日に同校3年生56名がヘイケボタルの幼虫約400匹とホタルの食料であるカワニナ約400個を放流しました。
★ゲンジボタル
成虫の体長は15㎜前後で、メスの方が体が大きい。幼虫はすぐ川の中へ入り、清流の流れのゆるい所でカワニナを食べて成長する。
★ヘイケボタル
ゲンジボタルより小型で、汚れた水域にも生息する。オスの光の点滅の速さはゲンジボタルよりも速く、星が瞬くような光り方をする。
今回放流されたホタルの幼虫は6月下旬から7月上旬にかけてが見頃となっています。ホタル観賞に適した条件としては、月明かりがない・雨上がりで湿度が高い・風がないなどの条件が揃うと活発に活動するとも言われています。
今年の夏は、青森県鶴田町の丹頂鶴公園にあるホタル池に、ホタル鑑賞に来てみませんか?
住所:〒038-3542 青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150