鶴の舞橋 観光ガイドの要「たけさん」こと竹浪正顕さんにお知らせ板のラストを飾っていただきます。ガイド開始当初から現在まで最前線でご活躍される竹浪さんにお話を伺いました。
ガイドお疲れさまでした。まずは今年度の感想をお聞かせください。
今年はお客さんが途切れなかった印象が強い!特に桜まつりの時は人の流れが川のごとくでした。また、夏に実施したガイド満足度アンケートで9割以上の利用者様から「大満足」の回答をいただいたことが本当に嬉しかった!
ガイドをするなかで大切にしていることを教えてください。
町のお役に立ちたい、橋の㏚を!という気持ちで始めたガイドですが、お客様とお話しするうち、皆さんこれまでの人生でそれぞれ違ったものを経験してきて、それを逆に私達に教えたい・伝えたい・聞いてほしいと考えている方が多くいることに気づきました。こちらの情報を一方的に伝えるのではなく、お客様のお話を「聞いて寄り添う」という意識に変わりました。そのことによってお客様が心を開いてくれるので非常に大切なことだと心から思います。
2年という短い活動期間で全国に多くのファンやリピーターを獲得しているそうですが、それを実感するエピソードや秘訣を教えてください。
ガイドをしていると、ファンレターやお土産なんかをお客様からいただくことがあります。一生懸命さが伝わっていることが実感でき、とても嬉しい!勿論、ファンレターには必ずお返事をしています。「冬が近くなってハクチョウなどの野鳥で富士見湖はにぎやかですよ~」とか、季節を感じられるような情報を盛り込んでいます。そうすることで手紙を通じて思いをはせることができるでしょう。「今年は春に来たけど次回は秋にしようか」と思っていただけるかもしれないし、お客様からはお住まいの地域のイベントも教えてもらえるし、各地の情報を知っていると話のネタにもなるしね!このふれあいがリピーターをつくる秘訣なのかも。
来年度の目標を教えてください。
観光地としての課題がまだまだ沢山ある。各所の担当者やガイドもそれを感じているはず。それぞれの意見を元に実現可能なところから皆で力を合わせてやってみます。また、地元の人のほうが町の観光名所について知らないことが多い!だからこそ大切にしていきたいし、毎年小学生が富士見湖に遠足に来るから、そのとき等を利用して教えてあげたいな。将来、観光客が町で出会った小学生から舞橋の行き方を教わるなんてことがあったら素敵でしょ。
また、竹浪さんは町の魅力発信を目的に発足した「だんぶりMiKoPaの会」の初代会長を務めています。この会はガイドメンバーを中心に構成され、今後大活躍が期待される注目の団体です。現在会員募集中とのことですので、興味のある方は090-7660-7386(竹浪 正顕さん)までお問い合わせください。
来年度のガイドもお楽しみに!