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鶴田町食生活改善推進協議会 (木村夢知子さん)

長寿の町を目指し
健康づくりを支援

平成16(2004)年、全国に先駆けて制定された「鶴田町朝ごはん条例」。町では、正しい食生活の普及や、早寝・早起き運動など、長寿の町づくりをめざして、子どもから大人まで町民一体となった活動を展開している。

そうした活動を支えているグループのひとつが、平成2(1994)年に発足した「鶴田町食生活改善推進員会」だ。平成元(1993)年、食生活改善推進協議会の養成講座を修了した一期生たちが中心となって発足。以来、バランスのとれた食事の提案や普及活動を通じて、「町の健康は私たちの手で!」という意気込みで、町民の健康づくりを支援している。

鶴田町食生活改善推進協議会・木村夢知子さん

鶴田町食生活改善推進協議会 会長 木村夢知子さん。

始めたばかりの頃は、
味が薄くてまずいという不満の声も

「青森の人は、昔から濃い味付けが好きでしょう。特に年配の方や男性にその傾向がみられますね」と、苦笑いするのは、鶴田町食生活改善推進協議会会長の木村夢知子さん。町の総合健診時を利用し、受診者にメンバー手作りの健康朝食を提供している。鶴田産の米や旬の野菜、大豆をたっぷり使用し、塩分は控えめ。町の栄養士の指導を仰ぎながら、メンバーが毎回メニューを考案。

鶴田町食生活改善推進協議会では健康朝食を提供

鶴田町朝ごはん条例が掲げられ、バランスのとれた食事の提案や普及活動を行っている。

とかくワンパターンになりがちな朝食メニューだが、多彩なアイディアを盛り込んだ食事が無料で味わえるとあって、50食限定の朝食は毎回好評だ。
しかし、始めたばかりの頃は、味が薄くてまずいという不満の声もあったという。

「なんだバ、この味噌汁! 味、薄くて、これダバ飲まいね」。
「でもサ、塩分量はこれくらいが理想だのサ。できれば、ご家庭の味付けもこの濃さをめやすにしてくださいね」。

いかに、日頃、自分が濃い味付けで慣れてきたか。まずは、それに気づいてもらうことからスタートする。
そうした地道な活動が少しずつ浸透してきたのか、「『意識して薄味を心がけているうちに、不思議なもんで、だいぶ慣れてきたよ』っておっしゃる方も多くて。そういう感想を聞くと、きっかけ作りができて良かったって思いますね」。

子どもたちに食の大切さを学んでもらう
「食育」活動

町民文化祭「いのちのまつり」では、健康食やおやつの試食と販売。その他、正月料理教室の開催など、年間を通じてさまざまな活動を行っている。
なかでも、力を注いできたのが、子どもたちに食の大切さを学んでもらうための「食育」活動である。
平成13(2001)年に、鶴田町が3歳から14歳までの町内の全児童約1900人を対象に食生活調査を実施した結果によると、朝食抜きの子どもが11.4パーセントとなっている。

いのちのまつりで健康食やおやつの試食・販売を行う

鶴田町町民文化祭での活動風景。考案した料理やお菓子を販売している。

「朝食を食べている子でも、『じゃ、毎朝何を食べるの?』と聞くと、菓子パンやカップ麺。そういう食事パターンも多かったんですね。
そんなことから、町内の小学5、6年生を対象に、簡単にできる「健康朝ごはん」メニューの調理実習を開始しました。鶴田町特産の米粉や小麦を使ったおやつ作りも小学生に好評で、毎回、みんなで楽しみながら食の大切さを学んでいます。また、以前は、7ケ月検診時の離乳食作りのお手伝いなども行っていました。家族が健康に暮らすためには、子どもへの働きかけと同時に、親に食の重要性を認識してもらうことが大事なんですね」。

鶴田町内の小学校での食育活動

青森県鶴田町内の小学5、6年生を対象に調理実習を行い食育の大切さを知ってもらう。

町の特産品をふんだんに使った
地産地消メニュー

22年間の会の歴史のなかで、木村さんたちが考案したメニューは数えきれない。
なかでも人気なのが、大豆の発酵食品であるテンペ、青じそ、チーズをはんぺんにはさんで揚げた「はんぺんのテンペはさみ揚げ」。
じゃがいもの代わりにおからを使った「おからのポテトサラダ風」、フライパンで作る簡単スイーツ「さかさまりんごケーキ」など。いずれも、町の特産品をふんだんに使った地産地消メニューである。

鶴田町の特産品・テンペ(大豆の発酵食品)

町の特産品テンペりんごをふんだんに使った地産地消メニューが人気。写真(上)は大豆発酵食品のテンペ

「いつか、これをまとめて、写真入りのレシピ集を発行したい。
自分たちが実践してきたことを、少しでも多くの町民の健康づくりに役立ててもらえたらうれしいですね」。

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